チャンピックス服用10日目
禁煙5日目。
喫煙欲の回数が徐々に減ってきている。
順調だ。
今日は久しぶりに喫煙所に入った。
もちろん、タバコは吸っていない。大丈夫だった。
入った理由は、上司から「一服しながら話そう」と軽い仕事の話だった。
上司は喫煙者だ。
対するは禁煙5日目の新参者。
話しかけられた場所が喫煙所に近いコトもあり、この展開になった。
ぼくは告げる。
「タバコ辞めたんですよ。」
そしたら、「え?ホントに?どうしたの?体でも悪いの?」とすごい問いかけてきた。
喫煙所には他にも知り合いがいて、みんな驚いた様子だった。
そして、ぼくは話題の中心となった(汗)
「体悪いのか?」「大丈夫か?」など、みんな心配をしてくる。いや、質問攻めをしてきた。
そりゃあ、体は悪くした。特に声のかすれがひどかった。
ぼくからしたら「逆にみんな大丈夫か?」「ホントに体悪くしていないか?」としか思えなかった。
でも、それを口にはできなかった。
上司ってのも少しあるけど、なんていうかみんな美味そうにタバコを吸っていたからだ。正直、幸せ者に見えた。
「タバコは体に悪いっす!」「みんな辞めた方がいいっすよ!」などと人が楽しくやっているところに水を差す行為はできなかった。
禁煙を勧めるってのは、無粋なコトなのかもしれない。
何事も楽しくやっているのが一番だ。
ぼくはもうコリゴリだけど。
喫煙所では、iQOS(アイコス)やploom(プルーム)の話で盛り上がっていた。
今、アイコスがすごい売れているみたいだ。
喫煙者と何とも言えない距離を感じた日だった。