映画『シビル・ウォー/キャプテンアメリカ』を観た感想〜祝!スパイダーマン出演〜
入場の時にもらったポストカード
場所:札幌シネマフロンティア
どうも、1番好きなアメコミキャラクターは「スパイダーマン」のもっちゃんです。
映画『シビル・ウォー/キャプテンアメリカ』を2D吹き替え版で観てきました。
キャプテンアメリカの最新作というよりは、ほぼアベンジャーズという内容でした。
若干ネタバレありです。
言いたいのは一つだけです。
「待ってたよ、スパイダーマン」
スパイダーマンのコトばかり書きます。
新スパイダーマン役のトム・ホランドが良い
彼がめちゃくちゃ良かったです。
トム・ホランド版スパイダーマンが良かった理由は、さわやか美少年なのにオタクっぽさが滲み出ていたところです。
日本人の役者だと神木隆之介くんに近い雰囲気を感じました。
サム・ライミ監督のスパイダーマンと原作コミックのスパイダーマンが好きなぼくにとって、ピーター・パーカー(スパイダーマン)にオタクっぽさがあるか、ないかは非常に重要な点です。
※原作のピーター・パーカーは科学オタクです。
マーク・ウェブ監督の「アメイジング・スパイダーマン」でピーター・パーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールド氏にはオタクっぽさを感じられませんでした。(でも、原作の軽口を叩きながら戦うというのは再現されてて嬉しかった。)
その点、今作のスパイダーマンは「オタクっぽさ+軽口を叩きながら戦う」というこれまでの映画版スパイダーマンを足して2で割り、原作にまた一歩近づいた印象です。
トム・ホランドくんは超さわやかイケメンなんですが、見事にオタクっぽさを出していました。
トニー・スタークとピーター・パーカーの初顔合わせ
こういうの観たかったんだよ...。
トニー・スターク(アイアンマン)がピーター・パーカー(スパイダーマン)を仲間に入れるべく、ピーター家にお邪魔するシーン。
2人の初顔合わせ。
お笑い要素もあるシーンなんですが、このシーンのわくわく感は異常でした。
ぼくはこんなシーンを4年前から待ち望んでいました。
映画「アベンジャーズ」の時からです。
アベンジャーズを観た時に「スパイダーマン出ないの?!」「何で何で何で!?」と思いました。
そして、「アベンジャーズ2(エイジ・オブ・ウルトロン)」にも出演はなし...。
まぁ、映画化権の関係上不可能だったわけですが...(後述します。)
それが叶って、実際に観た時の感動はひとしおでした。
ゲスト出演?いやいや、ガッツリ映るよ!
事前情報ではスパイダーマンはゲスト扱いをされいたんですが、実際に観てみたらガッツリ映ります。
バトルシーンに至っては、めっちゃ見せ場を作ります。
むしろ、スパイダーマンの戦闘が一番目立ってたかも。(出演祝いというコトですかね。)
これは観てのお楽しみです。
大人の事情を乗り越えた
一番何が言いたいかというとこれです。
今作の凄いところは、大人の事情を乗り越えた点です。
もちろん、映像や脚本も凄いです。
今まで、映画版アベンジャーズにスパイダーマンが出演するコトはできなかったんです。
出たくても、出られなかったんです。
スパイダーマンだって、ホントは出たかったろうに...。
それをファンみんなが待ち望んでいました。
ぼくもその1人です。
出演できなかった理由を簡単に言うと、映画化権を持っている会社が違うからです。
マーベル・コミックから発行されている原作のコミックでは、スパイダーマンもアベンジャーズのメンバーとして戦っているのに...。
しかし、映画となれば話は変わります。
「アベンジャーズ」の映画化権はマーベル・スタジオ(ウォルト・ディズニー)が持っていて、「スパイダーマン」のはソニー・ピクチャーズ(コロムビア・ピクチャーズの親会社)が持っています。
お互いにどのような交渉があったのかわかりませんが、長年その権利を「使っていいですよ」とはならなかったんです。(ソニーが拒否した説もあります。)
でも、ついにソニーとマーベルが手を組みました。パートナーシップ提携を発表。そして「シビルウォー/キャプテンアメリカ」が公開。
権利を譲り渡すとかではなく、「アベンジャーズ」にスパイダーマンが出演しても、「スパイダーマン」にアベンジャーズが出演しても、そこで発生した利益をお互いもらわない契約のようです。
なんだかすごいな...。
おわりに
スパイダーマンのファンとして今作は最高でした。
作品自体はかなりシリアスな内容なんですが、待ちに待った新スパイダーマンが映画「アベンジャーズ」の世界で活躍しているのを観ると、わくわくドキドキが止まらなかったです。
新スパイダーマンの単独映画も2017年公開というコトで今後も楽しみです。
それと、数年後トム・ホランドくんが爆発的な人気になると先に言っておきます。
彼の愛くるしいルックスと演技は、世界中の人を魅了しますね。たぶん。うん。